
おばあちゃんのつるし雛
去年(2021年)のことなのですが、
雛人形を見にご一家で来店されたお客様を接客中、
お孫さんが誕生され、おばあちゃんが手作りでつるし雛を作っていることをお伺いし、
「出来上がったら、ぜひ見せてくださいね!!」
と、図々しいお願いをしたことがありまして。
その際、木目込のとても上品な雛人形をお買い上げくださったのですが、
ご住所を確認しますと、当店まで高速で1時間ほどの距離からのご来店ということで、その町は、古き良き街並みを残す観光スポットもあり、素敵な町なのです。
この素敵なおひなさまは、やっぱり素敵なおうちにお嫁に行くんだなぁと、
勝手なイメージで感慨に耽ったものでした。
それから数か月経ったある日、一通のお手紙が、スタッフ4号宛に届いたのです。
なんと、出来上がったつるし雛のお写真と、お手紙が入っていたのでした。
↑↑↑は、実際に送ってくださった写真です。
心震えるような、もったいないお言葉もしたためられたお手紙。
それに、私の図々しいお願いを、覚えてくださっていたこと。
添えられたお写真を拝見して、、
めちゃ素敵!!と叫び←狂喜の咆哮✨
思わず、合掌してしまいました。
吊るし飾り、と一口に言っても、日本各地に伝承のように伝えられてきた文化なのですが、
女の子の誕生と共に作られてきた「つるし雛」がやはり見聞きすることが多いかと思います。
最近では、男の子用の吊るし飾りも作られていて、
季節ごとに飾ってみるのもいいかもしれませんね!
ひとつひとつの飾りに、
作る人、贈る人の思いが込められている
という点で、雛人形と共通していますので、節句に飾る風習があります。
↑
これに関して、次回のブログで少し触れたいと思っています。
おばあちゃんが、ひと針ひと針、心をこめて作った吊るし飾り。
お写真からも見て取れますが、かなり大きさもあり、素晴らしいですね😍🥰🤩
世界でたったひとつの、宝物。
常々思っているのですが、
毎年、ひな飾りを飾るとき、みんなでお祝いをするとき、
また、ふとした瞬間、子供のしあわせを祈るきもち、
そのお子さんに伝えてあげてほしい。
あなたは愛されているんだよ。ってことを。
最後までお読みくださり、ありがとうございました😀